2016年05月26日

『BEAUTY BEHIND THE MADNESS』

英語の耳慣らしにと、たまに聞いているAMのAFNラジオ(東京は810kHz)。
たびたび流れる歌がとても耳に残るので、気になって調べたら、エチオピア系カナダ人アーティスト・THE WEEKND(ザ・ウィークエンド)の『IN THE NIGHT(イン・ザ・ナイト)』という曲でした。
最新アルバム『BEAUTY BEHIND THE MADNESS(ビューティー・ビハインド・ザ・マッドネス)』に収録されていると知り、近所の新星堂で購入。

Beauty Behind the Madness
髪型がえらいことになっていますが、『クロッシング・ライン』でアラベラさんのボンバーヘアーを見慣れているので問題なし。

レジに行ったら、R&B好きそうな若い店員さんが
「この人、すごくいいですよね〜!」
と嬉しそうに話しかけてくれました。
「声質がマイケル・ジャクソンにそっくりで・・・」
とのこと。
マイケルというと、帽子かぶって、スリラー踊って、アオッとか言う人かな、あとはネバーランドかな、くらいの認識しかわたしにはありません。
我ながらなんと引き出しの少ない客なのか。

「『IN THE NIGHT』を好きになったんですけど、他の曲はまだ聴いたことないんです」
と言ったら、
「お休み前に聞くのにちょうどいいバラードもあるし、元気の出る曲もいっぱい入ってますよ。楽しみになさっていて下さい!」
全力の太鼓判で、ニコニコ見送ってくれました。

わたしがもし
「諸星大二郎の『暗黒神話』は面白かったけど他の作品は知らない」
という人と出会ったら
「『マッドメン』や『妖怪ハンター』シリーズも民俗学テイストが濃くていいですよ。『栞と紙魚子』シリーズは肩の力抜いて楽しめますし、長編OKなら『西遊妖猿伝』とか・・・」
等々お勧めすると思います。
きっとそのときのわたしは、あの店員さんと同じ表情になっているはず。

家で聴いたらみごとにアルバム全体にハマってしまいました。
昨年から全米ナンバーワンヒット曲を出したりグラミー賞を受賞したりと、とてもメジャーなアーティストだったんですね。

ピュアな思いとあざとい欲望が混在したきわどい歌詞を、きれいな声でさらりと歌っています。
男と女、人と人とが「共依存」の関係で、しかもその関係にほとんど中毒している。
その是非を問うわけではなく、ただ、のっぴきならない情景として脳裏に刷り込んでくる、危うい魅力のある音楽でした。

posted by まさの at 22:58 | TrackBack(0) | 音楽