2018年01月23日

『平成29年度NHK全国短歌大会』2首入選


今日、NHK学園主催『平成29年度NHK全国短歌大会』の入選作品集が届きました。
わたしは題詠「山」1首と自由題2首で応募しており、下記の自由題2首が入選でした。


上り坂ペダル踏み込む向かい風脱皮するにはいいタイミング

返り花咲いて日暮れの黙(もだ)深く音無の辻に立っている鬼


全体では、題詠と自由題合わせて21,012首の応募があり、入選作品は4,229首。
入選までは、まこと「広き門」なのですが(笑)初挑戦で通れたことを喜びつつ、作品集をじっくり読みたいと思います。

受賞された皆さまの作品はこちらで読めます。


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posted by まさの at 23:24 | 短歌

2017年03月15日

『短歌生活』(2016年度 第8回)に短歌が掲載されました

といっても、応募した人は全員掲載してもらえるものです^^

副題は『「角川全国短歌大賞」作品集』。今回の題詠は「書」でした。

わたしは題詠1首と自由題2首で応募。
予選にかすりもしなかった題詠と、自由題1首(予選通過したほう)を掲載していただきました。


・題詠「書」

待ちわびた本置く書架は腕ひろげ吾を呼ぶ神のごとくに立てり


最近老眼のせいもあって;;本より漫画や映像に親しみがちですが、本棚で読みたい本を見つけてそっと背表紙に指をかける、あの瞬間の高揚は忘れたくないものです。


・自由題

散り散りになって完成するパズル見ているようです花の散る夜


枠内に欠けたピースのないよう埋めていくのがパズルですが、欠けながら目的を達していくことも、見方を逆にすれば、パズルを完成させることに似ているのではないか、と。

年度の終わりが近く、卒業シーズンも過ぎようとしています。

桜の季節はすぐそこですね。


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posted by まさの at 21:48 | TrackBack(0) | 短歌

2016年01月15日

『短歌生活』に短歌が掲載されました

南天の白き小さき花散れば泥土にも未知の星図ひろがる

昨年、上記の歌で、第6回角川全国短歌大賞の題詠部門準賞(題詠「星」)に入選しました。今回、そのごほうび(?)として、雑誌『短歌生活』7号に7首1組の連作を掲載して頂きました。「 」内は連作のタイトルです。

「自然血族」

草餅に草はつなぎの母子草摘めば縁(えにし)のやわらかきこと

離さじの覚悟の少し愛に似ててんとう虫がありまきを吸う

紫陽花の花色移りゆく陰にしゃがみて第二次性徴の雨

若き日の夢の未だに夢なることの恥に縊(くび)れし烏瓜かな

曼珠沙華に燃やしたきもの訊ぬれば「白花曼珠沙華」と答えき

枯葉また枯葉踏み分け餌(え)を探る鳩は古血(ふるち)の色の目をして

ときどきは私を引き裂きたき我の鉤爪求むふくろうのカフェ


第7回の角川全国短歌大賞にも題詠1首・自由詠2首を応募しましたが、今回は選外でした。むねん。
予選通過で最終選考に残ったのが、下記の一首です。

飛ぶ鳥の軌跡たわめて大きなる風の吹くとき手を繋ぎゆく

これも「自然血族」と同じ『短歌生活 7号』に掲載して頂いています。
「大きなる」と「吹くとき」のように、古文調と現代語調が混じり合っているのは、やっぱりおさまりが悪いのかな。
現代語調のままだと、素朴な夫婦が被曝してゆく悲惨を描いた絵本「風が吹くとき」のタイトルから本歌取りしたように読まれるかもしれません。

自分は定型詩にどう取り組んでいきたいのか、いろいろ考えるこのごろです。


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posted by まさの at 12:35 | TrackBack(0) | 短歌