2017年03月14日

クモ糸特番

昨日、子どもが学校で足を骨折してしまいました。
付き添いで整形外科の待合室にいたところ、テレビ朝日の羽鳥慎一モーニングショー『聞きトリ』ですてきな特集をやっていました。

“夢の繊維” クモの糸研究40年!博士の挑戦

羽鳥アナウンサーが聞き取りするのは、奈良県立医科大学の大ア茂芳教授。
素朴なお手製のクモ糸巻き取り機を披露されたり、自らクモ糸バイオリンの演奏をされたりする姿に、思わず和みます。

クモ研究者でわたしが実際にお会いしたことのあるのは新海栄一先生と故・萱嶋泉先生のお二人ですが、大崎教授も含め、皆さん紳士で、独特の品格と愛くるしさをお持ちと思うのは、わたしのひいき目だけではないはず。

クモ糸ならぬ伸縮包帯で足をぐるぐる巻きに保定された子どもとテレビをガン見しながら、

わたし「クモ糸の着物があったらお母さん即買っちゃうな」
子ども「クモ糸の布にクモの模様描いてもらうといいんじゃない」
わたし「それはなんのコスプレって感じだね」

などと待合室でしばし楽しいひとときを過ごしました。

直接関係ありませんが、漫画&アニメ『妖怪ウォッチ』の土蜘蛛や、最近子どもがはまっている青い鳥文庫『あやかしの鏡』シリーズの土蜘蛛は、かっこよい部類にキャラ設定されています。
クモ族、こういうところからも見直されてきているのかな。
まつろわぬ民の末裔・加藤保憲(@帝都物語)も、きっとどこかで喜んでいることでしょう^^

わたしたちが観た範囲では、番組の中で大崎教授のご著作についての話がなかったようなので、ご紹介しますね。

クモの糸のミステリー―ハイテク機能に学ぶ (中公新書)
クモの糸のミステリー―ハイテク機能に学ぶ (中公新書)


クモの糸の秘密 (岩波ジュニア新書)
クモの糸の秘密 (岩波ジュニア新書)

クモ糸とクモへの愛すべきこだわりが詰まった二冊。

クモ糸開発をめぐるITミステリ『ゴッド・スパイダー』(著:三浦明博。わたしの読後感想はこちら
と同時進行か、前知識として読むと楽しいと思います^^

posted by まさの at 23:42 | TrackBack(0) | クモ

2016年10月13日

ササグモとオニグモ

10月には町のあちこちでハロウィンのディスプレイが目立ちます。

ハロウィンが今ほどメジャーでなかった頃、わたしも家の中の飾りつけを楽しんでいました。
世間的に認知され、季節もの商戦の一端となってしまうと、自分の中でブームは下火に。

特にわたしがへそ曲がりというわけではないのですが、

みんなが好きなものなら、わたしひとりがそれを好きでなくても、数は足りるんじゃないだろうか。

という思いがあります。
そういうのをへそ曲がりと言うのかもしれませんが^^

というわけで、普段はどちらかというと嫌われ者ながら、ハロウィン期間限定で人気者?になるクモさん2種。

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タンスの横にいたササグモ。
同じ徘徊性のハエトリグモ族に比べるとかなりシュッとしたボディ。
チャームポイントの長いスネ毛(画像では写せず残念)も誇らかに、ピンピン飛び回る元気者です。

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オニグモ。
道路の端の塀際にいました。びっくりするほどお腹がぺたんこ。

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わたしの指の幅がだいたい1.5 センチ、第一関節の長さが2.5センチ。
造網性で夜行性のオニグモが昼の日中にこんな場所にいるのは、どこかで産卵を終え、死期を待っているからだと思われます。

産後10キロ増えたままの体重でのうのうと生きる自分の業の深さを考えさせられました。




posted by まさの at 10:07 | TrackBack(0) | クモ

2016年08月15日

ハンゲツオスナキグモ

自宅に近い道端の塀際で、ハンゲツオスナキグモの雌を見つけました。

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わたし「このクモがいるところには、毒グモのセアカゴケグモはいないんだって」
子ども「なんで?」
わたし「どっちも似たような場所が好きなんだけど、ハンゲツオスナキグモがいる場所では、ハンゲツのほうが先に育って縄張りを広げてるから、セアカゴケグモは暮らしにくくなるらしいよ」

新海栄一先生のセアカゴケグモの写真展で教わったことを伝えつつ、パシャパシャ激写。
身の危険を感じたのか、クモは塀の下のドクダミの茂みに移動。

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半月模様が見えないと、セアカゴケグモそっくり。さすが同じヒメグモ科。

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横から見たところ。

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おしり。

案外素早く、ちょこまか動くクモでした。

「ハンゲツは半月でわかるけど、オスナキって何?」

子どもに訊かれ、あれ?そういえばなんだろう、雄が鳴くのかな?と一緒に首を傾げるわたし。
こんど新海先生にお会いしたらお訊きしてみようと思います。

月光仮面のクモさんに、実際に出会えて感無量でした^^

先週は、東北方面にキャンプに行った子どもを迎えに行きがてら、山形の山寺と蔵王の御釜を観光。
山寺は1015段の石段を登るのにいっぱいいっぱいで、あまり画像がないのですが、御釜はとてもいい状態で撮れたので、近く記事にするつもりです。

酷暑の侯、皆さまどうぞお体にはお気をつけてお過ごし下さい。




posted by まさの at 23:53 | TrackBack(0) | クモ