2016年01月17日

「ことみっく」ソングコンサートに行きました

昨日、『ぼくたちのうた 「ことみっく」×「おとみっく」によるソングコンサート」に行きました。会場は立川のたましんRISURUホールの小ホール。全席自由・入場無料。

コンサートチラシによると、「ことみっく」は

「劇団おとみっくの上演する日本語オペラを観に来てくれていた子どもたちの中で、おとみっくメンバーと一緒に歌ったり、踊ったりしたい!という子が集まったのが始まり。その後、4歳から中学生までの子どもたちが集い、林光さん・萩京子さんのソングやオペラを歌ったり演じたりしています。」
とのこと。

子どものお友だちが「ことみっく」に入っていて、今回公演があるのを教えてくれたのです^^

えてして、わが子や顔見知りの子の出番以外は眠気をこらえるのに必死だったりするのが、音楽発表会。
でも、こちらの公演はちょっと違いました。

1曲1曲が、歌うにも聞くにもほどよい長さ。曲想もすてき。
コーラスあり。ソロあり。楽器との掛け合いもあり。
構成が凝っているので、飽きているひまがありませんでした。
何より、心から楽しそうに歌い踊る子どもたちと「おとみっく」団員さんたちの様子に、こちらまで笑顔になってしまいます。
ふだん学校の教室で会っているお友だちの晴れのステージ姿に、子どもも大喜びのひとときでした。
ピアノ演奏もすてきでした。

わたしの心に残った曲は、上演順に

みんなが胸&心を大きくひらいて歌っていた「空気の歌」(詩 朝比奈尚行/曲 萩京子)。

曲がり角を曲がり、今まで歩いてきた道とちょっと違う空間へ踏み出す一瞬を切り出した「あさのまがりかどの歌」(詩 長谷川四郎/曲 萩京子)。

大地とトーキング・ドラムを交わしているような「雨の音楽」(詩 ジョセフ・シーモン・コッターJr/訳 木島始 /曲 林光)。

「ひみつ」(詩 谷川俊太郎/曲 萩京子)でした。

「ひみつ」は、誰もが秘密を持っていることに気づいた少年の不安を描いた谷川俊太郎の詩。
知っているはずのひとが急に他人のように思えてくる「カプグラ症候群」(逆に他人が知人の変装だと思い込むのは「フレゴリの錯覚」)につながりそうな感覚です。
歌と所作で、その詩情が立体的に舞台に再現されていて、おおー!と思いました。
感受性が鋭い、同時にやわらかい子どもたちが、ややダークなメッセージのある作品に触れるのは、とても大事なことに思われます。

「ひみつ」は、谷川俊太郎詩集『はだか』所収です。

はだか―谷川俊太郎詩集

関係者の皆さま、心に残るコンサートをありがとうございました!


タグ:音楽会

posted by まさの at 01:01 | TrackBack(0) | 展覧会・音楽会
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