2015年12月31日

よいお年を

2015年 活動報告(?)
・当ブログとホームページ開設。
・自宅にて身の丈SOHO開始。
 データ入力や対談原稿の編集、テープ起こしなどさせて頂きました。
・『イボ記』電子書籍化。
・『短歌生活 7号』に短歌6首寄稿(刊行は来年1月末)。
・地元の里山クラブ入会。
・月1回、子どもと茶道教室。

今年から始めてみたこのブログ。
暮らしのネタからおたくなネタまで、とりとめなく書き綴って参りました。
閲覧や、お気に入り登録して下さった皆さま、どうもありがとうございました。
初コメントしてくれたはっちさん、ほんとにありがとうございます^^
2016年もこんな感じで更新していくのかなあと思っております。
何かひとつでも参考になったり、楽しめる記事がありますように。

皆さま、どうぞよいお年をお迎え下さい。

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近所の猫さんも、また来年!


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2015年12月29日

2015〜2016冬ごもりの本A

今度は自分用に借りた本。どちらも未読です。

ドイツは苦悩する―日本とあまりにも似通った問題点についての考察

『ドイツは苦悩する』(川口マーン惠美:著 草思社)
HBOドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』を観て、トム・ヴラシアという俳優さんのファンになりました。旧東独出身、マルチリンガルのドイツ人俳優です。
これを機会に改めてドイツについて勉強してみよう!
そんな不純な動機から借りました。
刊行年は2004年と古いけれど、東西統一の熱気と混乱冷めやらぬ時期のことが気になっているので、よいのです。

『哲学入門』(田邊元:著 筑摩書房)
今年9月に友だちに誘われ、戦争を伝えて行く朗読会「語りつごうあの日あの頃」を聴きにいきました。都合で途中までしか聞けなかったのですが、児玉朗さんが朗読された「遺書」(『真実の「わだつみ」学徒兵 木村久夫の二通の遺書』より)の中の、下記の言葉が特に強く心に残りました。

「私は戦終わり、再び書斎に帰り、学の精進に没頭し得る日を幾年待っていたことであろうか。しかしすべてが失われた。
私はただ新しい青年が、私たちに代わって、自由な社会において、自由な進歩を遂げられんことを地下より祈るを楽しみとしよう」
(『語りつごうあの日あの頃 2010〜2015』より 小泉靖子:編 小学館スクエア)

シンガポールの戦犯裁判で死刑判決を受けた学徒兵が、処刑30分前まで書き続けた遺書。彼が獄中で最後まで心の慰めにしていたのが、田邊元博士の『哲学通論』だったそうです。
『哲学入門』が先に見つかったので、とりあえずこちらを借りました。

わたしはもう青年ではなくなってしまいましたが、社会は今のところ自由です。
軟派なりに自分の持ち場で自由な進歩を遂げていくため、いろいろな本、たくさんの人、さまざまな考え方に触れていきたい。
心から、そう思います。


posted by まさの at 18:54 | TrackBack(0) |

2015〜2016冬ごもりの本@

子どもの風邪が長引いて、病欠を繰り返す間にいつしか冬休みに・・・。
図書館で借りておいた、冬ごもり用の本のご紹介です。

・9歳児と一緒に読めるもの
『クレヨン王国月のたまご』シリーズ全8巻(福永令三:著 講談社)
『ぽっぺん先生の日曜日』(舟崎克彦:作 岩波書店)
『ぽっぺん先生と帰らずの沼』(舟崎克彦:作 岩波書店)
『人形の家』(ルーマー・ゴッデン:作 瀬田貞二:訳 岩波書店)
『西遊記』上・中・下(渡辺仙州:編訳 偕成社)

クレヨン王国月のたまご−PART1 (講談社青い鳥文庫)

『クレヨン王国月のたまご』
クレヨン王国の第三王子・サードこと三郎と、人間の少女まゆみ。2人は、神が地球を守るため用意した第二の月「月のたまご」をめぐり、オンドリのアラエッサ、豚のストンストンと共に、さまざまな冒険を繰り広げます。
三郎とまゆみの間に芽生えた恋の行方も見どころ。
わたしは恋愛描写のところでお尻がムズムズするのですが、子どもは「これは・・・愛の物語だね!」と最後まで夢中で一気読みしていました。
クレヨン王国はもの言う12色のクレヨンや動植物、精霊たちが住むファンタジーの国。
月のたまごシリーズ以外にも、クレヨン王国が舞台の物語はたくさんあります。
未読の方は一作目の『クレヨン王国の十二か月』を読まれると、作品世界の様子がわかります。
『ナルニア国物語』を好きな方なら波長が合うかも。
ナルニアがキリスト教の宗教観に裏打ちされた世界なら、クレヨン王国は草木国土悉皆成仏&八百万の神の息吹を感じるファンタジー。どの物語でも、生きものの業の深さ、強さ、優しさが、やさしい言葉で語られています。
わたしの一推しは『クレヨン王国のパトロール隊長』。子どものころ何度読んだかわからない名作です。来年、記事を改めてご紹介しますね。

ぽっぺん先生の日曜日 (岩波少年文庫)

ぽっぺん先生と帰らずの沼 (岩波少年文庫)

『ぽっぺん先生の日曜日』『ぽっぺん先生と帰らずの沼』
うだつの上がらない大学助教授ぽっぺん先生が主人公の、こちらもシリーズもの。
先生がなぞなぞ絵本の中に迷い込む『ぽっぺん先生の日曜日』が一作目。
人間以外の生きものに生き変わり死に変わり、食物連鎖の一部となる『ぽっぺん先生と帰らずの沼』が二作目。三作目以降も面白いです。
図書館の追悼コーナーで、著者がこの10月に亡くなっていたのを知りました。
水木しげる、野坂昭如、ジャンルこそ違え、好きな創作家たちの訃報に接することが多かった今年。
遺されたすばらしい作品の数々に感謝しつつ、ご冥福を祈ります。

人形の家 (岩波少年文庫)

『人形の家』
モーパッサンにも同名小説ありますが、ゴッデンのほう。以前、書評でも取り上げさせてもらいました。訳者は『指輪物語』などでおなじみ瀬田貞二。

西遊記〈上〉悟空誕生の巻
『西遊記』
西遊記は長いので、抄訳版もいろいろあるのですが、読みやすさと、イラストの悟浄が河童っぽくない本来の悟浄だったので偕成社版をチョイス。
下巻巻末の「道教とはどんな宗教?」(二階堂善弘)「三蔵と旅の仲間たち」(渡辺仙州)は西遊記の歴史的成り立ちや登場人物たちについての理解を促してくれる、わかりやすい参考資料でした。

長くなったので、自分用に借りた本については次の記事に。


posted by まさの at 16:42 | TrackBack(0) |